『土壁の錬金術師。実写化錬成失敗。』
エドワード・エルリックは若いながら国家錬金術師として知られた存在だった。そのオートメイルの片腕、片足の姿から『鋼の錬金術師』と呼ばれる。幼い頃に亡くした母親を甦らせる為に人体錬成をしたために自分の身体の一部と弟のアルフォンスの身体を犠牲にしてしまう。エルリック兄弟は、その身体を取り戻すために旅に出るであった…
荒川弘先生原作の同名コミックを実写映画化した作品。
原作は2度に渡るTVアニメ化。アニメ映画を2作品映画化されている作品。
地雷案件なのはミエミエでしたが映画の日というコトだったので鑑賞してきました。
結果から言うと微妙でした。
ショックみたいな感じはなかかったですね。地雷だと思っていたので落胆はなかった。
上映時間が133分なんですが、体感では、それ以上に長く感じるくらいでした。
注目されるのは、錬金術を描くCGだと思うんですが…
粗いなぁという感じでした。「ピンポン」の時にはうまく描けていたのに。むしろ今年の「ミックス」よりキレイに描けている。
逆を言えば、その時から進化してない感じでした。今年、公開された「亜人」のCGの方が1枚、2枚上な印象です。
ハガレンの良さは錬金術を活かしたスピード感のあるバトルだと思うのですが。スピード感がなくて錬金術も土壁の錬成ばかりなのもガッカリ。
エドの代名詞のオートメイルから出すナイフもないし。錬成する時に光るエフェクトもないのも残念。ワクワク感がないんですよね。
出演者も…残念な感じでした。姿などは似せているのは分かるんですが。どうしてもコスプレ感が拭えない感じでした。エンヴィーの髪形は、どう考えもオカシイし。
演技面もね。メインのキャラクターたちが演技が下手すぎて、想像以上にツラかった。演技が上手い俳優陣ほど出演時間が少ないという…
特にヒロイン役である本田翼は前々から分かっていたけど。可愛い。文句なく可愛いんですが演技が下手で見ててツラい。やっぱCMタレントなんだろうなぁという感じでした。
今回しっかり演技を観たディーンフジオカも声が枯れてる?って感じでダメな感じ。
そういう意味ではメインキャラクターたちは演技が下手というのが揃ってるので謎の演技が下手という統一感が出てましたねw
ストーリーは原作で言うコーネロ・タッカー・第5研究所をベースに話が進むんですが。想像以上にアクションシーンがないので退屈。演技でも見せれないので二重に退屈という感じ。
1800円という等価交換できてないクオリティでした。
実写映画化錬成失敗というオチですねw
ネタバレなし動画レビューはコチラ。
https://youtu.be/wUGNM09isW4
ネタバレあり動画レビューはコチラ
https://youtu.be/CuhP_V9JtkE