たま

マイ・ビューティフル・ランドレットのたまのレビュー・感想・評価

3.0
ダニエル・デイ・ルイス見たさにこの映画を選んだけど、かなり古臭くて笑った‪w
映像もレトロ感満載だし、BGMの使い方は安っぽいサスペンス劇場のようで笑った‪w

でも内容はそれなりだった!ゆりかごから墓場までの労働党政権から保守党のサッチャーに変わった頃のよう。

主人公のパキスタン移民の青年の父親は社会主義思想で知的レベルも高いけど、今や廃人となっている。叔父は商売で成功し資本主義社会に満足して いる

主人公の青年の幼馴染が美形で初々しいダニエル・デイ・ルイス!(後に曲者の名優になるとは当時なら想像しなかっただろうな)
下層白人の チンピラ。
貧富の差が描かれていて、あの時代の英がよく分かる。

映画「ビックシック」もパキスタン移民二世が主人公で、比較的裕福だったのが不思議だったけど、この映画の中で、パキスタンでは宗教に縛られて、ちゃんと商売が出来ないから英に来たって言ってたから、この頃世界中に移民として散って行ったのかな……。

主人公のパキスタン移民の青年とダニエル・デイ・ルイスは共に古びたコインランドリーを改装し、ポップで清潔な店を開店させ、愛も育む(?!)

英では今から50年くらい前までは同性愛は犯罪だったけど、この映画の1985年頃には同性愛者を描いた映画が多かったって印象。

そしてマイビューティフルランドレットのランドレットとは、コインランドリーのことのよう、コインランドリーは和製英語だったんですね。
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