めずらしい“ジョージアの映画”ということで、どうしても見たかった。
かつてジョージアの映画「金の糸」を鑑賞した時は、自由を謳歌する人やソ連時代を懐かしむ人がいる現実を知ったけど、この映画はそんな社会的なことは全く関係ない。
かと言って、どんなカテゴリーの映画なのかは、鑑賞後も謎のまま。
偶然出会った若い男女が、白い橋のカフェで再会することを約束するけれど、呪い(なんの呪いなのか?)によって、見た目が変わってしまったため、出会っていながらも、すれ違うというストーリー。
呪いによって醜くなるわけでもない。
ファンタジーでもなく、恋愛ものでもなく、ミステリーでも社会派でもなく…
淡々と映し出される街の風景、人々の暮らし、台詞も余りなく、ナレーターが状況を語る。
呪いをかけられる以外何も起こらない。
そしてあまりに長い(汗)
だけど、そんな映像を見ているだけで、なぜか飽きない。だからと言って、人には勧められないかな(笑)
かなり風変わりな、不思議な映画でした。