ほぼ実写キャストの中に、ヒロインだけがCG。明らかに目がデカ過ぎるアニメデッサンの彼女にはどうしても違和感が先に立って、冒頭なかなか話に入り込めず。
けれど、スピード感のある展開と、何が起きて誰が勝ったのか明瞭かつ既視感なく新鮮なアクションに引き込まれるうち、CGヒロインは気にならなくなる。
ってことは、アリータの造形は「不気味の谷」を超えられてるのかな？
キャラデザインとしてはどうか分からないが、クッキリした自我を持ち、恋をする彼女は愛らしいしヒロインの資格をきちんと持っている。
キャメロン脚本に負うところ大なのでは、と勝手に推察。
チラ見しただけでも原作(未読)とはかなり違う→映画向けに改変が加えられたらしいアリータの両親に、いちばん感情移入したので。
ちょいちょい脇キャラの行動がトンチキだったり、退きの画が期せずして笑える図式になってたり、ツッコミどころもありつつ
(テレビ鑑賞だったので家族でヤジりながら観てたw)
人体解体や斬殺や怖い画もありつつ、総じてフィクションとして楽しめた。
けど終わるなりつっこんだ、
「以下次号かーーい！(^◇^;)」
