過去にナチスに家族を殺された男、老人の復讐劇…、復讐のロードムービー…
と思って観ていたが、
なんと‼️
それは、お前だ!って『エンゼルハート』を想起させる、
壮大なる遠回り。
悪い記憶はすり替えられ、新しいアイデンティティで生きてきた主人公。(重度の認知症ってのも手伝ってますが…)
自分の中に封じ込めていた過去が、秘密が…
蘇り…
最悪の結末。
バーンっ…
こういうことがあったという歴史を風化させないという点では意義があるのだろう。
主人公が90歳になる認知症のお爺ちゃんというのが物語のキーになっていて、ナチス問題の他に、高齢化問題もはらんだ社会派作品?なのか?