1942年、世界中で活動する韓国諜報員のリストが隠された黄金の仏像の奪還に一人の男が立ち上がる。男の名はタチマワ・リ。仏像を求め相棒のマリと共に満州へ向かうタチマワ・リだったが…。
「密輸1970」が面白過ぎたリュ・スンワン監督のどうかしている作品。
監督のフィルモグラフィの中でも異彩を放つ迷作。「阿羅漢」でもコメディタッチの作品に挑戦してましたが、これは振り切ってる!!
…正直全然合わんかったです…。
007オマージュなところや、ヘンテコ日本描写は楽しかったのですが、如何せん主人公タチマワ・リのことが全然受け入れられん…。
ドラマチックな音楽や大仰なセリフ回しも狙い過ぎていてチョット冷めちゃう…。
そしてコメディ部分も全然笑えない…。
一対多数の馬賊との立回り(ダブルの人が凄い!!)や雪山での滑りながらのアクションなどさすがスンワン監督といったところも有りましたが、全体的にはスベりっぱなし…。
鑑賞中はずっと遠い目になってましたよ…