風太郎

ハード・リベンジ、ミリーの風太郎のレビュー・感想・評価

ハード・リベンジ、ミリー(2008年製作の映画)
3.0
銃刀法撤廃と砂漠化で荒廃した近未来。悪逆非道のジャック・ブラザーズに夫と子供を殺されたミリー。復讐を誓った彼女は暗殺術をマスター、更に自らの身体に武器を仕込み悪党どものアジトへと潜入する。

辻本貴則監督によるバイオレンス・アクション映画!!

メインはアクションなので、物語は何の捻りもない復讐譚。銃刀法撤廃や荒廃した近未来設定も低予算と武器を使って戦うことの違和感を軽減させる為の方便で、それを活かした何かとかは無かったかなと。

そして44分しか無いはずなのに前半は結構尺伸ばしの場面が多かったのもチョット残念。30分くらいで良かったのに…。

ただその分アクションはメチャクチャ良かった!!主演が水野美紀さんの時点でかなり期待してましたが、更に敵のジャック役が虎牙光輝さんじゃないですか!!

いや、この二人の対決が拝めただけでもこの作品を観る価値有り!!

お二人の身体能力の高さ以外に、単純にアクションが格好良いと思ったらアクション監督が園村健介監督でしたよ!!

そりゃ格好良いはずですよ!!

アクション・スタッフにアンドリュー・小路さんがいたのも何気にテンション上がりました!!

でも一番衝撃だったのは同じく辻本監督の作品「ブシドーマン」がこの作品と同じ世界観の作品だったこと…。こっちを先に観たかった!!
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