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親愛なるきみへのgのレビュー・感想・評価

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)
3.0

会ってすぐに恋に落ちたサヴァナ(アマンダセイフライド)とジョン(チャニングテイタム)。さすがにここまで美男美女のキャスティングだと物凄く絵になるんたけど、出会って一瞬でイチャイチャし始めるので「あれこいつらお互いの中身わかってんのか?」という懸念が出てくる、、。

そんな中、米軍の特殊部隊に所属するジョンは赴任地に旅立ってしまう。始まる遠距離恋愛で、二人を繋ぐのは手紙のやり取りのみ。二人が一緒にいたあの短い期間で果たして長距離が辛くなるほどの愛を育めたのかはちょっと疑問だったけど、手紙のやり取りの中でお互いを思いやって、手紙が来るのを心待ちにして、届いた手紙を嬉しそうに読む二人を見ていたら、「ああこの二人は本当に愛し合ってたんだな」と思えてきた、、のに!!

ここからの展開が本当に酷くて観ていてめちゃくちゃつまらなかったし凄く苛々した。サヴァナの気持ちが全く見えないお話の進み方なので、サヴァナの行動にひとつひとつ腹が立ってしまう。

そして、この映画は恋愛要素だけじゃなくて、「父と子」という部分にもフォーカスしている。ここで出てくるジョンとその父親のやり取りはちょっとは涙を誘われるような素敵な展開だった、、。

でも、その父親とジョンを結ぶ大切なものを投げ打ってまで、サヴァナを手助けしようとするジョンにも若干苛々する。

個人的にあんまり好きじゃない内容だったのにも関わらず、映画が進むのがめちゃくちゃ速く感じた。テンポが良いからなのか、テイタムとアマンダに見惚れていたのか、、。
アマンダとテイタムの身長差とか最高。

恋愛映画というより父と子の映画。
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