エイナカケル

キセキ あの日のソビトのエイナカケルのネタバレレビュー・内容・結末

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

特にGreeeenのファンではなく、アマプラで配信スタートしてたし、「あの日のソビト」ってなんやねんって想いと、ちょうどインフルで寝込んで暇だったので観ました。

万人に受ける秘話的な話としてはいいと思います。ひねりも何もないから2時間ドラマでよかったんでは?とは思いますが。

どこまで脚色入ってるのかわかりませんが、メンバーの年齢から考えてもあれくらい古風なお父様であることは少しも不思議ではないのですが、あまりにステレオタイプすぎて「金持ち息子の道楽」感を強く感じました。

公開順はこちらが先ですが、なぜ日本の映画界は平祐奈ちゃんを不治の病にしたがるのでしょうか?(笑)(劇場版写真甲子園でも役割が全然わからない伝説の高校生カメラマンの役どころでした。もちろん、不治の病)

役者さん達がいいのと、感情に訴えてくるメロディラインのおかげで最後まで観れました。セカンドキャリアを考えて顔出しをしないという売り出し方は個人的にすごく好きで、徹底的に顔出しを避けているのが本当にこの後のキャリアのこと考えてるんだなと感じて曲はあまり聴きませんが応援したくなります。

最後の疑問ですが、ラスト近くのシーンでお父さんはどこまでわかっていたのでしょうか?個人的にはまったく知らずにあのセリフ言っててほしいと感じています。

結局「ソビト」ってなんだったんだ?って疑問は消えず、キセキをレコーディングしてる時のお兄ちゃんの「そんな歌い方じゃ云々」のところは雰囲気だけで乗り切ってる感じが中途半端で…どなたかもおっしゃってましたがGreeeenのMVだと思えば出来のいい作品です。映画としては論外すぎて…。
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