82点。若き天才、ナ・ホンジン監督作。前2作とも傑作なので、期待せずにはいられず、あえて予告をちゃんと観ずに行ったらぶったまげました。
最初は人を、次は現象を、そして宗教を、、、【信じるか信じないか】を突き詰め、それらをいったりきたりする事で、何が真実か、そもそも真実が大事なのかすら惑う。
ーー「え?これそっちの話?」「いや…笑うとこ?違うか…」ーー
その中で成長・変化する男を描く様は、観ている我々も心持ちを変化せざるを得ないという構造。
ーー「この映画のジャンルは…?」「っていうことはテーマは…?」「悪魔ってのは暗喩か?」ーー
ラストの解釈も含めて、映画でしか得られない快楽。お見事です。