知り合いのおすすめにより鑑賞。
ブラッドリー・クーパーはもちろん良かったのだけど、レディー・ガガの歌はこんなに素晴らしいのだなと思い知らされてしまいました。
というのも、彼女の音楽に関しては、ほとんど聴いたことがなかった…というより、聴こうとも思わなかったというのが正直なところで。
だけど、ほとんど彼女が声を発したその瞬間から一瞬で吸い込まれてしまった。
この映画のストーリーに特筆するようなところは、多分ないんだと思います。
だけど、それでも大切な要素はあると思います。
それは、“視点”。
ジャックの視点とアリーの視点。
どちらで観るかによってこの映画の感想もきっと変わる。
紹介してくれた知り合いは、『何度も観た』と言っていたのですが、その理由が分かった気がしています。
人にはその人にしかない色があって、それは自分では分からないのかもしれない。
そして、その色は誰かにとっての“星”になったりもすること。
その星に魅せられた人は、人々は、いつまでもその星が輝いていて欲しいと望むと言うこと。
もしも見失ってしまったとしても、見上げれば必ずその星は輝き続けていること。
だから、きっと見つけられること。
ありふれたストーリーなのかもしれない。
だけど、ジャックとアリーは特別だった。
ブラッドリー・クーパーもレディー・ガガも紛れもないスターです。
二人にありがとう。
その人にしか出せない声がある。
その人にしか歌えない歌がある。
観て良かった。