ワンダー 君は太陽のおはなだのネタバレレビュー・内容・結末

「オギーは見た目を変えられません。
我々の見る目を変えなくては」


オギーが本当にいい子すぎる；；
個人的にはヴィラの気持ちがすごくよくわかる……『手のかからない子』ではなく『手がかからないように』ヴィラがいろいろ我慢して育ったんだよね……障がい児を抱える親の気持ちも分かるし、ジャックのように聡明な子どもは時に素直に振る舞えないときもあるし、ミランダのように羨むが故に目を背けたくなるときもある。
みんながみんな「心の中は普通ではない」ことがあるかもしれないけど、オギーという素直で純真で、どれだけ辛いことがあっても周りに目をやり耳を澄ませ相手の気持ちに共感ができる、そんな「ワンダー」なことが私たちの生きる苦しいことばかりの世界を少しだけ良くしてくれることがあるのかもしれない。

校長先生めっちゃいいやつだったな。
こんな素敵な学校を選んだのも、きっと親はめちゃめちゃ調べてオギーに少しでもいい学校生活を送ってほしいと思ったからなんだろうな。
聡明な母親と快活な父親と親友のような姉と年老いた穏やかな愛犬と……理想の家庭像すぎて見ている間とても温かい気持ちになれた！

高校演劇、ヴィラの親たちはヴィラに言われてミランダの晴れ姿を観にきたつもりだったのかな？ヴィラとミランダの話はもう少し深く知りたかったな。途中まで「ミランダも実はヴィラのボーイフレンドのこと好きだったんかな？」とか「実はミランダはヴィラのことが好きだったんかな？」とか色々考えてたけど全部ハズレた。笑

ジュリアロバーツまじ美しすぎな。
序盤からめちゃめちゃ泣いたけど幸せな気持ちになれた！オギー、きみはワンダー。