あざらし

ブラック・ファイル 野心の代償のあざらしのレビュー・感想・評価

3.1
「12時間後にこの女を殺す。」

ピアソン製薬は、臨床試験のデータを改ざんしたとして、訴訟を受けていました。
アンソニー・ホプキンス扮するCEOは、それでも裁判に打って出る気でした。

そんな時、気の強く若い愛妻エミリーが誘拐され、250万ドルの身代金が要求されます。

アンソニー・ホプキンスやアル・パチーノといった、大御所で個性派俳優が主演するサスペンス映画です。

誘拐事件の一週間前前にさかのぼり、ストーリーは進行します。この誘拐と裁判には関係があるのでしょうか。

事件に関係する弁護士たちが話の中心になって来るので、映像に華やかさがなく、それに退屈してしまうかもしれません。

ですが、アンソニー・ホプキンスやアル・パチーノという俳優が出てくると、やはり惹きつけられますね。

内容は社会派のストーリーと見せかけて、内輪な話なので、有りがちで新鮮味には欠ける印象です。

サスペンスとしての話は面白いですが、映像が短調で、そこが少し残念です。

「僕は、勝ちにこだわる。」
あざらし

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