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RAW〜少女のめざめ〜のSUのネタバレレビュー・内容・結末

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

クラブのEDM、ジュスティーヌが姉の指を食べ人肉美味えええを知った瞬間のクラシカルな音楽や、同部屋男の半裸フットサルを半端ない目つきで睨みつけている時に流れる音楽、性とカニバルに目覚め鏡の前で奇行をはたらく時のラップなどカッコ良過ぎる音楽の使い方や真っ赤な液をぶっかけられる所などもキャリーを思い起こさせサントラポチり案件だった。
ベジタリアンで神童であるジュスティーヌという無垢な少女の性成熟とカニバルへの目覚めは正に人間の欲望の解放を感じさせる。
なんか、ベジタリアン、猿の自己意識についての会話や動物の解剖などが描写されまくり、肉食、菜食主義などヒトは何を食うべきかという問いかけを感じ、人間が進化して来た過程であらゆるものを殺し食して来たわけだがそれは単に愉悦のためだけでなく健康な体を成す栄養でもあり例えばアイヌの様に狩猟行為に神を結び付けるなど善悪の概念以前に平たくいえば本来何を食してもいいという事であり注目すべきはそれに感謝する行為であるが感謝はすなわち敬意であり食べる命の存在を認めているという事でそれでは認めれば食っていいんか人食いはどうなるのかとかワケノワカラナイ事を考えてしまった。
しかし最も言いたい事はこんなヤバ大学マジで通いたくねーという事。
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