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浮雲のryoのネタバレレビュー・内容・結末

浮雲(1955年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

インドシナの夢のような非日常から生まれた関係。
帰国後の戦後の混乱の中とは余りにも違う世界で生まれた関係は戦後の生きるだけで精一杯の時代の中で浮いてしまうが、
意志とは関係のない何かの力学で流されながら付かず離れずが続いていく。


最期1人になった時に亡くなったゆき子。『いつから1人だったのか』と手伝いの女性に問いただす冨岡。
そこでそれまでのゆき子の生涯における孤独さが溢れる。
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