むらむら

世界の果てまでヒャッハー!のむらむらのレビュー・感想・評価

5.0
山田孝之と新田真剣佑で「沖縄の果てまでヒャッハー!」を撮ってほしい。そんなことを妄想させるシリーズ二作目。

今回の舞台はブラジルのビーチで、前回同様、POV(手持ちカメラ視点)を駆使した作品。

個人的には前作のほうが緊張感とアイデアが詰まっていたようにも思うけど、フィリップ・ラショーと仲間たち(特に、今回はダリに似た顔のエルネストが良い味出してる)の楽しそうなバカっぷりを観ていると、そんなのどーでもいい! って気に。特にエンドロールのダンスは素敵。

(作中でも出てくる)クラブメッド的なものに抵抗感のある俺としては、やっぱり旅行って、如何に自分から楽しみを見つけるかだよなー、と感じながら観てました。仲間や家族、自分との日常とは違う何かを発見する。

僕らが旅に出る理由を見つけづらい今だからこそ、改めてコロナ禍の状況が収まったら、旅に出たい、と思わせる作品でした。
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