WadeZenta

シュガー・ラッシュ:オンラインのWadeZentaのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

Ralph Breaks the Internet
感想

僕は目も当てられないくらい馬鹿げたようなハッピーエンドが好きだ。
「こんな展開現実で有り得るわけない」って思いながらもそうなって欲しいと願っている人がどれだけ多いことか。

there's no place like home

冒険物語の鉄則だ。でもこれも冒険という非日常からヴァネロペの言う「つまらないコース」に戻るために自分を騙す呪いのようなものなのかもしれないと思った。

なんだかんだ最後はシュガーラッシュに戻るのだろうなという自分の予想は裏切られて、二人は別々の世界に生きることとした。最後の二人の会話、今度の休みはいつ?っていうのが妙に現実味のある会話でとてもじわっと来る。
自分も彼らと同じく「自分一人の人生」を歩んでいるのだと最近実感するからだな。

インターネット上の事象の擬人化や比喩はとても巧妙で、笑える。
特にイエスの投げたハートが地面に落ちて跡形もなく消えるところは製作サイドは確実に拘ったはずだ。

最近の流行りである「扇動的」な描写、(特にこの会社は最近好きだよな、マーベルも込みで)軽快でとても面白い。

他にもたくさん気付いたことや、面白いと思った部分はあるがまだまとまっていない。たくさん聞いてくれ、語り合おう(って感じでまたインターネットにひとつのコメントが増えていくぜ。)

とにかく声を大にして言いたいのはジャージを着たラプンツェルとコンバース履いたアナが可愛すぎてちゅっちゅしたいってこと。
これがスコアのうちの3.5分くらい。

残りはストーリーの面白さが0.5、ますだくんの興奮が0.1かな。
WadeZenta

WadeZenta