ばーどイヌサンローラン

ギフト 僕がきみに残せるもののばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

3.0
今月一発目の試写会にて鑑賞。


パーソナルなビデオ日記から始まったドキュメンタリー。



✔️ ちょこっとストーリー

アメリカン・フットボールの最高峰、NFL。ニューオーリンズ・セインツのスティーヴ・グリーソンは特別なヒーローだった。ハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初の、市民が待ちに待ったホームゲームでチームを劇的な勝利に導いたからだ。
それから5年後。すでに選手生活を終えていたグリーソンは、病院で信じられない宣告を受ける。「あなたはALS(筋萎縮性側索硬化症)です」。そして、同じ頃、妻ミシェルの妊娠がわかった。初めて授かった子供。だが自分は、生きている間に、我が子に会うことができるのだろうか。生まれ来る子のために、自分は何が残せるのだろうか。グリーソンは決めた。まだ見ぬ子どもに贈るために、毎日、ビデオダイアリーを撮り続けると。




それがこの映画のはじまりであった。



この夫婦が、家族が教えてくれることとは…


お互いを思いやる気持ち。


イライラして、あたっちゃうこともあるけど、奥さんのミシェルさんの『悪魔にはなりたくないけど、聖人にもなれない、わたしは人間でいたい。』って言葉、わかるし、響くよね。わかっていてもイライラしてあたり散らすことだってあるよ、そりゃ、人間だもの。(相田みつをか)喧嘩することだってある。それでも最終、お互いを思いやる気持ちがあれば、それが大事。



絶望することだってある。かつてヒーローだった自分と今のうんちを漏らしてしまう自分、折り合いをつけられない辛い日もあるし、それでも笑っていられるのは、凄いことだ。主人公のスティーヴも妻のミシェルも凄い人だ。




カップルや夫婦などパートナーと一緒に観てもらいたいと思う作品。改めて2人の関係性についつ考えさせられるというか、倦怠期や、ちょっと冷めているパートナーたちは、今までの行いを悔い改めると言うか、優しくしようという気持ちが持てるのではないでしょうか。そうでないパートナーたちは今まで以上に絆が深まるというか、兎に角、愛情いっぱいの作品です。



難病患者のドキュメンタリーって括りになってるけど、本作は、そうぢゃない。夫婦の、家族のドキュメンタリーだ。





ホロっとして、そして思わず笑っちゃうシーンもあり、でも不謹慎ぢゃないのが、本作の魅力です。



主人公のスティーヴと妻のミシェルがALS(筋萎縮性側索硬化症)っていう難病患者のための非営利団体チーム・グリーソンを立ち上げ、その活動は様々な成果を残している。そしてこれからも更に成果を残していくことだろう。治療法か見つかるまで。



そしてこの活動を支援する目的でFACETASMがチャリティーでTシャツをデザイン。 このTシャツは製造費を除く売上金額は米国のチーム・グリーソンに寄付されるということらしい。





発症から6年、スティーヴは、まだ元気で、あちこちに旅をしているみたいです😜



てか、病気ぢゃないわたしたちよか、よっぽどアクティブなんだけど、どーいーこと😱←嫉妬







ヒューマントラスト渋谷 試写会




http://ameblo.jp/bird210bird/entry-12294606410.html