天涯孤独になった15歳の少年。
脚を怪我した競走馬を連れて、唯一頼れる叔母を探しに荒野を彷徨うロードムービー。
人生はどこへでも行ける。
ただ少年の世界は荒野でしかなかった。
どこに行っても孤独を感じ、居場所になり得なかった。
哀しい目をした競走馬にシンパシーを感じ、行動を共にするが気持ちは一方通行。
より孤独を感じさせる。
居場所はどこにある。
それを探すロードムービー。
子どもはやっぱり環境に左右されると思う。
居場所を大人が作ってあげないといけないと感じた。
関わる人みんな優しかったけど、居場所になり得なかった。
親を感じることができる存在って大事。
作品的にはずっと静かで、カラッとしてて孤独を感じさせてくれてよかった。
果てしない荒野も少年の心境にマッチしてた。
心の機微を感じる作品なので、じっくり時間のある時にみましょう！
お馬さんとのムービーかと思えば、お馬さんのカットは少なめ🐎
