ハル

あゝ、荒野 前篇のハルのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)
3.9
おお…マジなボクシングだ。
類似している作品を最近まま見るけれど、一番リアルで見入ってしまった。
この退廃的な背徳感とストイックさ、たまらないな…

このときの菅田将暉は正統派美少年。
何となく昔の堂本剛に似ている感じ?(違ってたらすみません)
身体もしっかり作っているし動きもキレキレ、フットワークが軽い!!✨
パンチの荒々しさやフルスイングする感じも様になっていて、ナイス👍
ユースケ・サンタマリアの力感ないスタイルも、冴えないジムにいそうで何だか馴染むし。
ただ…『新宿シンジ』と『バリカンケンジ』だけは😩
自分だったらやめてくれ〜と死ぬ気で懇願しちゃいそう(笑)
キャスト欄で確認したらバリカンケンジ役は韓国の方とのこと、岸監督のキャストの当てはめ方は巧み。
味があるよね、彼。
監督の作品だと先に浄化的な『前科者』を見ている分、今作は結構なパンチ力でぶん殴られた気分。

また、セックスシーンが多いのも1つの特徴。
だいぶ激しめなやつ🥰
ここの受け入れは人によりけりかな…
20代って人によってはこんなだったりするか。
自殺の話は鬱屈かつカルト的な匂いも強いのでこの部分はきつかった…
『生と性』を濃密に描く上で必要な描写なのかもしれないが、どうしても咀嚼しづらい苦手分野。

良い意味でも悪い意味でも刺激的な前編、このまま後半へゴー
次からは山田裕貴が全面に出てきそうだし、楽しみ楽しみ😊
彼のお芝居好きなんだ✨
ハル

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