コモモ

猛獣大脱走のコモモのレビュー・感想・評価

猛獣大脱走(1983年製作の映画)
2.6
テレビで吹き替え版を鑑賞。
このタイトルだと、見ちゃいますよね!

動物たちのシーンは、本物なだけあって、リアルな迫力があり、
アングルや撮影法にもこだわっていて、見応えがあります。

今では見られない、血のりたっぷりの残虐シーンも ホラー好きとしては、大歓迎です。

ところが、人間たちのシーンになると、途端に切れる緊張感。

ストーリー自体は悪くない、むしろちょっと気が利いてると思うのですが、とにかく人間側シーンの演出がひどいです。
動物たちに演技つけるよりは、ずっと楽だと思うのですが…

特に主役と思われる男性は、緊迫感もないし、動きもノロノロしてるし…
もしかして、トラに首輪をかけられる度胸だけが取り柄の素人さんなのでしょうか。

本物の動物たちを使った撮影という、貴重な映像なのに
人間たちがそれを台無しにしちゃって、残念な一本でした…
誰か上手な人が、再編集してくれないかしら…
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