kogemarukiyomin

スプリットのkogemarukiyominのネタバレレビュー・内容・結末

スプリット(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

シャマラニストになりたくて…
久々に面白そうな作品だったのでアンブレイカブルぶりに劇場に足を運んでみた。
1人の男が3人の女子高生を拉致監禁。その男は23人の人格を持つ男だった。
人格が入れ替わる時の「ライトが当たる」って表現で一気に妄想が膨らむ。
人格によって年齢性別は勿論、持病も様々。糖尿病を持病とする人格が現れた時だけインスリン打ってたりするのもとても興味深く、多重人格についてもっと掘り下げて知りたくなる。
マカヴォイさんの演技には鳥肌立ちっぱなしで、ただ演じ分けるだけでなく、人格がスイッチする瞬間のお顔、違う人格を装ってる時のお顔など一瞬足りとも目を離す隙を与えない。
24人目の人格が誕生して人間を超越した得体の知れない怪物が2人の女の子を喰べ散らかした様子や素早く走り回る姿はもはやゾンビにしか見えず 笑
でも最後まで頑張った女の子が自分と同じ心の傷を持ってると知ると思い留まる優しさもあり、そこだけはホッとした。
無さそうで有りそうな現実に完全な非現実をぶっ込んで落とす…これぞシャマランワールド!そしてもう一度アンブレイカブルを観なくては。