スプリットのふぇりなのネタバレレビュー・内容・結末

ミスターガラスを観るための予習その二

ジェームズ・マカヴォイがいかにすごい俳優かがわかる映画。
途中まではマカヴォイの顔の良さと、子供の人格の可愛さに油断していたけれども、彼の類稀な演技力に圧倒され、開いた口が塞がらなかった(いい意味で)。
特に終盤のビーストが現れるシーンでは演技がすごすぎてとても恐ろしかった。また、彼の肉体美も特筆すべき点だと感じた。

内容に関しては驚きはなく、予想通りの展開だった。
疑問点も多かった。例えば、(全体的に意外と温和な人格が多かった気はしたが)なぜ主人公だけが生き残れたのかがよくわからない。おそらく主人公の叔父に関するトラウマから親近感が湧いたんだとは思うが、最後の最後までそれはわからなかったのにそれまでの対応も差があったと感じた。初めは従順だから？かと思っていたが、割と反抗してもそのままにしてたし…。
まさか、好みとか…？笑

アンブレイカブルのネタもあったし、全体的にアンブレイカブルよりも面白かったけれども、マカヴォイの演技あってこその映画だと思う。というかマカヴォイが最大の魅力。