みい太郎

ソウル・ステーション パンデミックのみい太郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

評価はあまりたかくないみたいですけど(苦笑)大好きな新感染を作る前のアニメだと言うことは知ってたけど…なかなか手が出なかった。画風があんま好きじゃなくて^_^

観終わってしばらく経ってからの方が何か思うトコロがあった。

始まってすぐ紙芝居みたいな妖怪人間的な画風にチョイチョイ抵抗があったし、終始主人公にイライラした。

でも…ラストまで観ると
あの画風で正解なの。
ぎこちない関節の動き、原色の憂いがない色彩、泣き顔も笑顔も全く豊かでないキャラクター。しかも不細工(苦笑)

主人公へのイライラもラストまで見ると彼女の鈍臭い子供っぽい…そして人としては決して悪い人では無い…
残念ながら頭が悪い(苦笑)
仕方がないんだと思う。
そんな文化に育った…素直な女の子なんだと思うと
やりきれない切なさ。

あの画像にリアルがないからなんとか見てられる、悲しい位のストーリー。
全く救いがない。最後までも。
アニメだから…俳優の映像での芝居じゃなかったからこそ伝わるもの。ストーリーがどえらいマイナス気持ち満載になる(苦笑)

違和感があった関係性も集中してたから(苦笑)か事実か解って…ヒィーっやられた感、あった。
解っていたはずなのに悔しい位。
彼女が自身で頑張って命辛々逃げ切って…やっと発見された時のあのドンデン返し。小さく感じてた違和感が繋がってやられたと思う反面のすっきり感。

なんか…
素人彼氏に身体売れといわれる関係性から逃げられない人生。
日本にはそうそう無いと思いたいだけかも知れない。それをそうそうない事と思える私たち。私を含め多くの人は幸せなんだなあと。

声優はえらい豪華ですけどね。
ダメ彼氏がイ・ジュンなのは驚いたけど(苦笑)

でも監督が新感染でも訴えてる事との統一感。真逆な様で同じ。
監督に聞かれてる…大事なものはなんですか?守れてますか?自分も大事なものも…

新感染のウンギョンのバックボーンが解って…あのダンスシーン。
思い出すと涙が滲む(苦笑)
評価があまり高くないようですが…初めの印象から考えると…(苦笑)私は案外響いた。
みい太郎

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