Nちゃん

ユニコーン・ストアのNちゃんのレビュー・感想・評価

ユニコーン・ストア(2017年製作の映画)
3.1
画家になる夢に挫折したキットは、口うるさい両親を納得させるためOLとして働き始める。
そんな彼女のもとに、謎のセールスマンから案内状が届く。
不思議な店の中でキットを待ち受けていたセールスマンは、彼女が幼い頃から夢見てきたユニコーンを売ってくれるという。
不審に思いながらも、ユニコーンを世話する条件としてセールスマンに提示されたミッションをこなしていくキットだったが……。


まず思ったのはアメリカにも派遣っていう制度があるんだね。笑

小さい頃から夢見ていたユニコーンという存在。そのユニコーンを売ってくれるという話が急に舞い込んできたら、赤の他人からしてみれば詐欺じゃないかと疑うし何を夢見ているんだと頭おかしい人扱いしたがるのも分からなくはない。
憧れのユニコーンと対面するにはミッションをこなさなければいけないのだが、キットが今直面している問題をクリアにしないとユニコーンには会えないという。

自分がずっと待ち望んでいた夢のユニコーンと会うために、キットは自分と向き合い仕事や家族や画家になるというアートとの問題を解決していくのだった。

そして無事にユニコーンに会えて会話できて、またユニコーンを必要としている人にユニコーンを託すのだった。

ユニコーンはあくまで遠い夢のような存在として扱われているけれど、人は夢を抱くもので決して悪いことではなく、夢を抱きながらもその夢がきっかけとなって自分の問題に向き合うことができ解決していくことで新しい未来が切り開けて、夢との区切りを一段落付けたことで、キットにはこれから新しい世界や新しい人との出会い(それは恋人だったり)が待っていることでしょう。

っていっても、ユニコーンストア自体は思いっきりファンタジーだし、いきなり自分宛にユニコーンストアに来るように書いてある手紙が届くこともあり得ません。笑
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