ぽち

デアボリカのぽちのレビュー・感想・評価

デアボリカ(1973年製作の映画)
1.2
B級魂を感じられるポンコツ作品で、チープで恥も外聞も無いパクリをB級ファンは楽しめる。

基本的に「ローズマリーのエクソシスト」って内容。
悪魔の設定も暇つぶしに全力投球する困った奴だし、操られている男も何がしたいやら・・・・・・
映像もチープで、ラストの赤ちゃんは、解説などを見て口が無いのを表現しているのだと分かったが、その特撮?が単なるボカシで、てっきり日本の映倫に引っかかり、ボカシを入れたのだと思ってしまった。

ので、「え?口にち○こ?ま○こ?」など、とても人には言えない恥ずかしい想像をしてしまった。

さて、しかしながら今作の一番の見所はそこではなく、よくここまでの汚れ役を演じたと誉めたくなるジュリエット。
ほとんど知っている人はいないと思うが、1970年代の海外TVドラマ「ぼくらのナニー」の女優さん。

ほんわかホームドラマのあの人が、緑のゲロ吐いて暴れまくるのは衝撃的。
アイドルがAVに出るのよりインパクトがあった。

超個人的な「あの人が・・・・」と言う想いと、B級魂に免じて、愛情を持っての低得点とさせていただく。


余談。
「ぼくらのナニー」ホント、懐かしい。
調べてみると

1971年4月11日からNHKで「少年映画劇場」として「にげろやにげろ大レース」と一緒に放映
カラー 30分 3シーズン 全54話

ということだが、地方では遅れて放送したようで、確か日曜日の朝にやっていたはず。
日曜の朝食はなぜか毎週トーストで、甘いジャムをつけて食べながら観た記憶がある。

もっというと、「ぼくらのナニー」はたしか「ローマでチャオ」の後続番組で始まったと記憶する。

あの清楚なお手伝いさんが、緑のゲロだよ。驚いた・・・
ぽち

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