いずむ

否定と肯定のいずむのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.5
レイチェル・ワイズがとにかく最高。まず髪型が素敵すぎる。あれで何となしに似合うのほんと素晴らしい。いつまで弁護士を目指すんだ?とかジョギングルートのメッセージボードとか描写的には取って付けたようなものが多くて、会話していないシーンはけっこう退屈なんだけど、いざ開廷となればぐいぐい引き込まれる。デボラに話せる場面とそうでない場面を設けたことで自ずと彼女の発言に聞き入ってしまうのが構成としては上手い。魅力的な人物が「心の声」に打ち克とうとする姿はスクリーンに映える。傑作。
いずむ

いずむ