NYoLo

ぼくたちのチームのNYoLoのレビュー・感想・評価

ぼくたちのチーム(2016年製作の映画)
3.3
横になることもできないほどの歯神経痛で寝られず、それなら夜通し起きておこうと朦朧としながら観賞。

ゲイであることがカミングアウトされている(もしくは望まなかったけどそうなっている)けれど、いじめられながらもどこか達観して、早く卒業したいと願う男子と、訳ありで転入してきたクローゼットゲイのラガーマンが、2人部屋の寮をシェアしながら、少しずつ、自分らしく堂々とした生き方を見つけていくドラマ。

恋愛感情が挟まらないので、LGBTを取り巻く大勢の反応と、当人たちの葛藤、心の成長がストレートに伝わってきました。

ラグビーは、男らしいスポーツの代表みたいなものですよね。プレイしているときは、その人が何者か、なんて些末な問題なのに、性的嗜好はセンシティブな問題としてわかりやすく扱われています。ラストの盛り上がりはスポーツならではでした。
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