10代の少年と20代の青年に心を全て持って行かれた40代のオッサンでございますｗ 兎に角二人がため息出るほどに美しく愛おしい・・・、そんな事を終始思う作品でございました。因みに私はソッチの気は全くございません。女性しか愛せません！でも兎に角この二人の世界観は凄かったですっ！
17歳のエリオの家に教授である父の教え子、24歳のオリヴァー訪れ二人は出逢います。お互いの気持ちを確認しながらそっと寄り添っていく二人。お互い同じ思いが分かった時タガが外れた様に愛し合う二人・・・。二人の濡れ場が美しい。ゲイの太ったオジサンが絡む汚い動画とは全く異なる二人の愛し合う美しい映像は、とてもリアルで私の目をくぎ付けにしました。
復唱致しますっ。 私はソッチの気は全くございません！
今作の時代は1983年。私が中学生の頃です。17歳のエリオの複雑な気持ちとそこから起こす行動は当時の自分を思い出させてくれました。思いはあるけどどう行動して良いか分からなかったあの頃。色んな思いと気持ちが複雑に絡み合い、でも自分のモノには出来ないもどかしさ。そんな時思う人を思い浮かべて一人快感を得る行為を覚えた時の感動と、翌日学校で思う人の顔を直視できなかったあの頃・・・。そんな恥ずかしい過去も思い出しました。因みに私が思った人は女性です（JCですっ！！）。
ラストのエリオの表情が忘れられません。ここでエリオは何を思ったのか・・・。髪型はリーゼントぽくて目が潤んでも見えるエリオの表情が物悲しくそして美しくもありました。
静かであっさり終わるエンドロールも嫌いではありません。
【余談】
１．場内は最後席から見渡す限り殆ど女性（因みに私のトナラーは見事男性ｗ）。
エリオとオリヴァーの絡みとか、エリオがオリヴァーの短パンをあんなことしたり、エリオが果物をこんにゃくの様にオ〇ホールに改造するシーンを女性陣はどんな気持ちで観ているのか気になりました。心の中で「キャー」とか「イヤー」とか叫んでいたのでしょうか・・・。
２．エリオ役のティモシー・シャラメが兎に角美し過ぎます。鍵盤叩く姿もギターをつま弾く姿も含めて。
３．ティモシー・シャラメはとても美しいのですが、背が低いのは残念だな～とも思いながら観ていました。が、帰宅してウィキってみたら身長182ｃｍ・・・えっ？と思って、オリヴァー役のアーミー・ハマーをウィキったら身長196cm・・・。なる程でございますｗ
