鑑賞後の気持ちをどう言葉に
して良いか分からない。
大人の私ですら言い表わすことができない
色々な想いが複雑に絡んでいる
エリオはわずか17歳のたったひと夏で
これを経験したのだ。
登場人物に誰一人として嫌な人がいない。
全員の心が美しく、
またそれを表現したような映像美や、
宝物のようなセリフの数々。
恋するエリオの目線のひとつひとつに
愛が現れているし
その様子を見守る両親も
決して口は出さず優しく見守るその目からは
二人への愛が溢れている
切ない気持ちにはなるけれど
それ以上に幸せな気持ちを残してくれる
アミハマの下手くそイタリア語を堪能したので
次回は吹き替えでもみたいと思います。
以下ネタバレ要素がありますので
ご注意ください。
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恋をした時、
好きな人を目で追ってしまったり
口癖に気づいたり
相手の私物に触れたくなったり
天邪鬼で冷たい態度をとってしまったり
ヤキモチを妬いて仕返しをしたり…
エリオの行動は全て、
恋をする人誰しもが経験をする事
しかし相手が男性であるが故に
その先は幸せばかりではない。
純粋な欲求を己で満たしたエリオは
羞恥心でいっぱいになり
初めての感情と経験に泣いてしまう
そんなエリオをオリヴァーは
寧ろ愛おしいと思い優しく抱きしめる
相手の恥ずかしい所や
ダメな所も全て愛おしいと思えるのが愛
オリヴァーのエリオへの愛は
確かなものであったのが分かる
人生は予想していない時に
1番弱いところを突いて来るものだけれど、
その痛みは喜びと共にあるから、
それは大切にしなきゃいけない
後半のお父さんの語り
本当に本当に宝物のような言葉
エリオはこの一夏で
かけがえのない恋をした