オカルトチャンピオン

君の膵臓をたべたいのオカルトチャンピオンのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

しくじった。日本っぽい映画だなぁと斜に構えて見てたので、フラットに見ればもっと泣けたのかな。それかアニメを見れば良かったのか。

桜良が亡くなってから主人公が家に行ったところは泣けた。
なんとなくこうなるだろうなというか、桜良の死が必ず訪れるという展開で、唐突に思いもよらない形で死を迎えるのがこの話のなかではポイントなんだろうけど、あっさりしてる。
これだったら病気で死んでも変わらなかったんじゃないかとさえ思えた。

あと、最初っからずっと気になってたんだけど、最初に拾った共病文庫ってどっから飛んできたんだろう?
ファーストコンタクトで後ろから声かけてきたからずっと気持ち悪い感じで気になる。
桜良が大病患っているのにそんなこと微塵も感じさせないくらい明るく元気なのはそう振る舞っている彼女の気丈さなんだろうけど、元気すぎないか?
いつなんどきも健康体にしか見えないぞ!

まぁそんなこと言っても暗い主人公に明るいヒロインじゃなきゃ釣り合い取れないんだろうけどな。
お互い恋愛が目的ではなかったのかもしれないけど、現在の主人公にパートナーがいるようにも見えないどころか桜良の残像が見えるくらい囚われているじゃん。
いいけどさ、別に。

いつもガム食べる?って言ってくる友達、絶対あだ名ガムだろうな。っていう感想。