北村匠海くんがほんとうによい。この映画の公開当時は特に惹かれなかったけど、最近じわじわとよさがわかってきました。『勝手にふるえてろ』とかでも存在感があってよかったなあ。
浜辺美波ちゃんも可愛いけど、やっぱりこの手の自由奔放女子にはまったく共感できない…、ただ、可愛い子に振り回される物語ってやたらあるし、そういう子に憧れるきもちはわかる。
ストーリーは原作でもそうだけど最後がどうにも残酷で嫌悪感すらおぼえる。作品のメッセージはわかるんだけど、何か他になかったのだろか…
映画としてはうまくまとまっていて面白かった、けど、原作の「文字」という媒体を利用した演出のインパクトには勝てない。あと、12年後の付け足し感が気になった。それもあってラストシーンはあんまりグッと来なかったな