このレビューはネタバレを含みます
恥ずかしながらゴジラ映画を観るのは『シン・ゴジラ』以来2回目だったのですが、シン〜よりも王道のアクション感があった気がする。手に汗握る展開で、映画館で観るとまるでアトラクションかのよう。ストーリー云々よりは、さすが視覚効果賞！というVFXが楽しい。
クライマックスの船が出航する場面でゴジラのメインテーマが流れたときにアドレナリンがぶわ〜っと出た！名曲。
そして、ゴジラの熱線が出る前の身体の棘みたいなものがゴキゴキッと飛び出して水色のエネルギーが溜まっていくところが格好良い。また、戦争は断じて嫌いだけれど、戦闘機もどうしても格好良いと思ってしまった（特に敷島の戦闘機が離陸して、車輪がにゅるっと機体に仕舞われる描写）。
ゴジラの声って何で作ってるんだろうな…
あんな怪物が人や街をめちゃくちゃにするところを間近で見たらそりゃPTSDになるわ…と思った。浜辺美波演じる典子さんが生きていたのはあまりに無理があるのではと思ったけど、G細胞が侵食してその再生能力で蘇ったのだと思うと納得（意味ありげな首筋の痣も）。
みんなあんなにゴジラの近くにいて放射能は大丈夫だろうか…と心配になった。
吉岡秀隆演じる学者が好きだった。ザ・日本男児という元軍人たちの中にああいうインテリさんがいると安心する。
