一生浜辺美波を推す所存です。
クラスの人気者の女の子が、余命わずかな病気にかかっていることを知ってしまったひとりぼっちの主人公が、そのヒロインの女の子に振り回されていく。
すごい。浜辺美波。よくよく見たら名前まで完璧ではないか。浜辺美波。
原作は読んでたから、ラストを知ってたはずなのに、前半から、主人公の眼差しを通して映るヒロイン咲良がとにかく可愛すぎて、もう永遠に続いてほしかった。
あと、北村匠海のリアクションのお芝居が結構好きだった。
映画の本編。主人公がヒロインの病気を知るシーン。ブックカバーの文庫が床に落ちて、それを拾い上げて読む所から物語は始まる。共病文庫。
この文庫が床に落ちるシーン。
間違いなく、『DEATH NOTE』のオマージュ。
それに気づいてから、ところどころのカメラの位置がもうリュークの視点から撮られてるような気がしてきて。
ヒロインから主人公に「死ぬまでにしたい」ことのメールが送られてきた時も、「したい」がやたら目に飛び込んできて、あれも狙ってたのかなあとかおもったり。
ヒロインをずっと魅力的に撮り続けたからこそ、ラストに涙するのであり、浜辺美波じゃなきゃ成立しなかったと思うし、撮り方も演出もずっと素晴らしかった。
あと、原作に、小栗旬と北川景子の現在のパートを付け足したこともいい方向に行ったような気がします。
お見事。