このレビューはネタバレを含みます
独特の真綿で絞められるような嫌な感じからの大爆発という展開はさすが吉田監督。テンポがあまり良くなくて体感時間が長く感じるのもこの嫌な感じを助長させていたのでプラス。
食事シーンやちょっとした会話の違和感で不穏な空気を膨らませて行くのが上手い。
元受刑者たちをただ怖がることも下に見て同情することもなく、一人一人の人間が幸せを見つけたり、成長したり、結局変われなかったり、変わるつもりすらなかったりする丁度いい温度感。
「人が肌で感じることはだいたい正しい」
「分かったから付き合うんじゃなくて、分かりたいから付き合うんじゃないの」
など、ハッとさせられるセリフもあって良かった。
マイナスポイントはライティングが暗すぎて夜のシーンがマジで見づらかったこと。そっちの方がリアルかもしれないがもうちょいなんとかならなかったのか。
※優香がマジで魅力的に撮れてて最高だった。そんな出番ないけど優香だけで元取れる笑
ジジイと〇〇する優香とかたまらんわ笑