あすか

羊の木のあすかのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.4
「ここはいいとこですよ。

人もいいし、魚もうまい」

このセリフが頭から離れない😂



この映画、未だに僕の実写邦画ベストの「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督だと知ったときから気になっていて、WOWOWにきたので、即録画したのですが、やっと今日観れました!


んん〜、あらすじもキャストもすごい良くて、最初の20分間は「これは傑作に出会ってしまった!」とテンションMAXで観ていました。


まず、良かったところ!

音楽がとにかく好みでした!

不安感を煽らせるような不気味なもので、その上無駄がなくて、、

なんかヨルゴス・ランティスの映画の音楽に似てる。


そしてキャスト!


みんな演技うまい!w


北村一輝はいつも通りよくて、松田龍平の存在感も凄まじかったのですが


個人的に一番驚いたのが錦戸亮くん


この人、なかなかの演技派

セリフがまぁすんなり入ってくること!

闇を感じるような演技。

彼にサイコパスの役やらせたらきっと最高なんだろうな〜‼️



でも良かったのはそこくらいかな


決してつまらないというわけではないんだけど、

あの6人の中で興味深いなと思えたのは北村一輝と松田龍平の役ぐらいで

でも結局はみんな表面的だったり、

そのほかの人たちのことももっと掘り下げるのかと思ったらそうでもなくて

原作は読んでないから分からないけどもうちょっとほかの前科者たちにも焦点を当ててほしかった。

ありえないような場面もいくつかあって少しアホらしくなってしまったし、不必要だなと思ったシーンもあった。

ちょっと短かったような気も多少はあった


もったいない‼️
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