寝不足で観に行ってしまい大事な場面でばかりうとうとしてしまう悪い癖。
でも心がざわつく場面では存分にざわつかせて頂いた。
音楽の使い方は少ししつこかったかな、という気がする。分かり易すぎるというか。多分これは好みです。
アカデミー賞も納得の圧巻の出来!!!とかを期待すると少し違うと思う
機微を丁寧に汲み取っていて繊細
この作品がアカデミー作品賞を取った、という事実そのものが重要な意味を持つのでは、ということなのだと思います
3人のシャロンが撮影時は一切顔を合わせなかったというのをどこかで読んだんだけど、それでもあの3人はどこかで必ず同じ表情を見せていたし間違いなく繋がっていた、1人の人間の軌跡を丁寧になぞっていっている映画なのだな、と
どうしようもない親、というものを見るとどうしようもなくやるせない気持ちになるね。救えない救われない。親子という鎖の煩わしさ。