karmapolice

女神の見えざる手のkarmapoliceのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.5
ジョン・マッデン監督ジェシカ・チャステイン主演2016年アメリカ・フランス作品。ジョン・マッデン作品は「恋におちたシェイクスピア」「コレリ大尉のマンドリン」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう 」の3作を観たけど、こちらは随分違ったタイプの作品で驚いた。

ジェシカ・チャステイン演ずるエリザベス・スローンは有能なロビイストである。彼女はどんな依頼も成功に導いてきたが、そんな彼女はある依頼をきっかけにライフル業界と対立することになり・・・・。派手なアクションシーンやロケ映像が一切なく殆ど室内の会話中心で展開していくが、惹きつけて飽きさせない演出の上手さがあったと思う。

エリザベス・スローンの存在感は圧倒的で、自分のみならず誰も得をしなくてもいいという勝利に拘る女の恐ろしさを観る事が出来る。というか女性にしかできない強さなんだろうと呆気にとられた気もしたが、そこは映画格好よく映った(笑)観応えあったなぁ!
karmapolice

karmapolice