ばーどイヌサンローラン

スウィート17モンスターのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)
3.5
なんとか初日に鑑賞!


青春暴走こじらせムービー。


まるで自分を見てるみたいだった。


あの頃の…?


いや、今も…




そう思った人は意外と少なくない?





ちょっとイタイ、けど、本人は一生懸命…


自分のせいだと思っていない。



周りのせいにしてる。




だって自意識過剰で自己中、そしてネガティヴで、自分だけが凄くて、周りを馬鹿にしていて、周りに合わせようとしない。そりゃ、疎外感いっぱいになりますよ、お嬢さんって、見てると思うけど…




17歳…




深刻な問題だ。




青春の悲哀と矜持をコミカルに、そして辛辣に、そして赤裸々に…






キャッチコピー

『こじらせたまま大人になった
全ての人に捧ぐー
愛すべき21世紀の青春映画の傑作誕生』



これにピンのきた、すべてのこじらせ女子、こじらせない男子も、是非、劇場に!




『トゥルー・グリッド』の三つ編み少女ヘイリー・スタインフェルドとウディ・ハレルソンの辛辣な絡みがいい。






誰にでも、自分に合う人はいるのだ。



気づくのが遅いよねー




ラストもよかった。



パンフに載ってる主人公を演じたヘイリー・スタインフェルドの主人公ネイディーンってどんな女の子って質問の『彼女はとてもスマートでユーモアがあるけど、頭の回転が速すぎて空回りしてしまう女の子』って表現が得てるなー、と。てか、このパンフのヘイリー・スタインフェルドから見た主人公ネイディーンはどんな女の子?って質問のコメント、全部、マトを得てて、なんか凄い!


原題『The Edge of Seventeen』