主人公のネイディーンの拗らせ具合にとても共感した。自己肯定感がないと人を傷つけてしまうんだなぁ…
ひねくれてて、兄と比べて嫌になってて、さみしがり屋なのに人の輪に入ってくのが苦手で。見ていて痛々しいけど、もがいてる姿に分かるよ…となった。
自分で自分が嫌いなのに親友でいてくれる大好きなクリスタがお兄ちゃんと付き合うとか、それはショックだろうなぁと思った。
お父さんの死から時間が止まってるような、悲劇のヒロインになんてなりたくないのかもだけど、そのひねくれてる感じが切ない。
でも、どんなことを言っても受け止めてくれる先生が素敵だしクリスタやお兄ちゃん、アーウィン、周りの人達に救われてるなぁと思った。
アーウィンに対する態度が分かるーってなって苦しかった。映画のお話もグサッときた。
枕を取り替えた話や、お兄ちゃんが本音を話すシーンは泣きそうになったし、兄妹のハグっていいなぁと思った。日本人はこんな感じ出来ない気がする…
お母さんが言うようにみんな同じ、自分だけ最悪で悲しいわけじゃない。けど自分だけって思うのも分かる( ˃̵ ̯ ˂̵ )
変わりたいって思って、不安だけど少しずつ変わろうとするネイディーンを応援したいしクリスタとずっと親友でいてほしい。
アーウィンに紹介されて人の輪に入ってくシーンが良かった。
拗らせてる感じにヒリヒリするけど、笑えて泣けて素敵な映画だった。