まっどまっくすこーじ

ザ・テイント 肉棒のしたたりのまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

5.0
≪WARNING !!!≫

以下の文章には一般世間的良識に有害なものが含まれております。

汚染される可能性がありますので良い子の皆さんは読まないようにしましょう(^^)d

なお、完全にネタバレレビューになりますが、本作は今後に日本で観られる可能性が薄いため、ネタバレボタンを押してないことをご了承下さいませ~!!(^^;)))

それでは始まりはじまり~!!(//∇//)


本作を掘り起こして下さったフォロワー様のあーぁさんのレビューを拝読して、どうしても観たかったのだが、ソフトは日本未発売…
海外版もBlu-rayがAmazonで1万円超ということで半ば諦めていたが、あーぁさんのコメント欄に「某イベントで観るしか…」というお言葉に一念発起して探していたところ、弟のTakaから情報が…

その某イベントこそ…

≪チンコリンピック2016≫~!!!(;゜∀゜)
(あとでよくコメント欄を読み直したら、りょーこさんがちゃんと情報を書いていて下さっておりました♪(*^^*))

ということで≪チンコリンピック≫に参戦するために、Takaにチケットの絶対確保を指令して、片腕ファルコンさんに参加要請の檄を飛ばして、いざ出撃であります!!! ( ̄- ̄)ゞ


↓↓↓↓↓↓↓ネタバレ注意!!↓↓↓↓↓↓↓



さあ、本作「The Taint」…
≪taint ≫は汚染とか害毒などの意味ですが、本作ではそれが原因と結果を両方表していると思えました。

さて内容に移ります…


え!? 内容…?( ̄0 ̄;

内容はひたすらチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コチ○コとウ△コとゲ@とサングラスです~!!!( ; ゜Д゜)

それを平均19秒に一回くらいで笑ってしまうハイセンスなコメディホラー映画に仕上げているのが本作であります!!!ヘ(≧▽≦ヘ)♪

主人公のフィルは昔のラリったロックミュージシャンみたいな感じの、ちょっと呆けぇ~…っとした兄ちゃん。

実はこのフィルを演じているのが監督のドリュー・ボルダックさんなのですが、インディペンデント映画の常で、脚本・音楽・その他もろもろも兼ねております。

本作の中ではパツキン長髪の兄ちゃんですが、≪チンコリンピック≫のサイトにあるメッセージ動画を観たら…
額が禿げてきている髭面のオッサンでした~!!(;・∀・)

うむ、ということは役作りもちゃんとしていた訳ですな。
更に主人公以外の役も演ってましたよ。

音楽もイカした曲を作っていて只者じゃないぞ、ボルダック!!!(≧∇≦)

なによりとにかくすっ惚けたセンスが素晴らしい!!!(ノ゜ο゜)ノ

例えば、始まってまだ序盤のシーンで、頭の上に岩を抱え上げたスーパーチ○コ感染者が、ヨダレをボタボタたらして、チ○コから白いミルキーをジョボジョボ振り撒き、ケツからウ△コをドボドボしながら主人公を追いかけてくるわけですよ( ; ゜Д゜)

当然逃げるわけですが、フィルは途中でおもむろにタバコを取り出して火を着けてフゥ~…っとしてからまた逃げるという、緊迫感を外したユルい笑いを入れてくるんですね♪

私の稚拙な説明では伝わりきらなくて申し訳ないのですが、とにかく細かく下らない仕草をぶっ込んできてそれがハマっているのが素晴らしいです(*^^*)

何の拘りなのか、フィルは白ブチのサングラスをかけていることがあるのですが、戦闘モード(おもむろに拳銃を取り出します…)に入るときは黒ブチのサングラスに取り替えないといけない決め事があるらしいですww

そんなフィルに力を貸すヒロイン…といえば聞こえはいいけど、実際は何を考えてるかよくわからん女猛者のミサンドラが登場。

このミサンドラの回想シーンがこれまたオカシイ。

ミサンドラには激ラブの彼氏がいたのですが、そいつがスーパーチ○コ感染しちゃってミサンドラの首を絞めようとしたんですが…

普通は愛する彼氏なら何とか傷つけずに逃れる方法を取ろうとしそうなものですが、ミサンドラは違います…

いきなり床に転がっていた固いもの(何だったか忘れてしまいましたf(^^;)で彼氏の頭をかち割っちゃいます~♪(≧∇≦)

これがまた可笑しくて、ミサンドラは彼氏の頭から脳ミソ取り出して「うわわ~んん…(ToT)」と泣いたと思ったらすぐ泣き止んで、脳ミソをゴミ箱にポイッ!!!( ; ゜Д゜)

いや… さっきまで愛してた彼氏の脳ミソをポイ捨てはダメでしょう!!(-.-)ノ⌒-~

他にも得体の知れないヒーローチーム(?)が出てきて、そのリーダーがフィルの昔の体育の教師(だったと思う…(^^ゞ)で、フィルをバカにしていて敵対するようになるのですが…

まあ、そいつはどうでもいいのですが、そいつの回想シーンの中で観ているテレビアニメが…
全く救われないウサギの親子のアニメなのですが、監督の心の闇を覗いた気がしちゃいましたよ。

だいたいからして本作は、スーパーチ○コ感染者はミソジニスト(女性を嫌悪する男)になるということからも監督の心情が推し量れようというものですが…

ちなみにスーパーチ○コ感染者はミルキーを振り撒きながら、岩で女性の顔面をこれでもかというくらい潰すのが行動目的になっております(^^)d

しかしそれだけではない監督の心情も見てとれますよ。
例えば、フィルはスーパーチ○コ感染者が自分の好みの女の子の顔面を潰したことに激怒して闘うんですね。
私の推測では、フィルの名前はフィロジニー(女性に対する愛好)からとられていると思いますし、ミサンドラの名前はミサンドリー(男性に対する嫌悪)からとられていると思います。

とまあ、なんか真面目(?)に考察してしまいましたが、実際はハチャメチャにブッ飛んだ超Z級映画であります(*^^*)

スーパーチ○コが女性の後頭部を貫いて顔面を破壊しながら出てくるなんて他では観られない面白さで私の意識は75分間の上映時間中スクリーン(といっても150インチくらいのモノですが…)に釘付けでございました(^^;)))

とにかくワケワカラン世界に魅了されましたが、中でも一番ワケワカランキャラが終盤に登場!!!

フィルのピンチを颯爽と救い、現れたのは赤道付近の何処かで売っているような、いややっぱり売っていないだろうと思わせるような仮面をつけた男。

こいつが実は本作のキーマンとなるキャラなのですが、とにかくオカシイ。
ガナリ声の演説口調でフィルとミサンドラに回想を語る(また回想シーンかよ!!)のですが、それだけではなく、御自分の持つ哲学(のようなもの)を宣います。

意味不明ワケワカランお言葉の中、強烈に断言していたのは…
「男の存在する意味は二つだけだ… それは射精と殺人だ!!!」
なんて素敵なお言葉でしょう…

…んな訳ねぇだろうがぁ~!!


とにかくオカシイ人たちしか出てこない、振り切れた快作…いや怪作です。

何にも収拾はつきません。
最後はフィルに無数のチ○コの後光が差してありがたく拝みたくなったところでエンドロール。
観客の意識とチ○コは異世界をさまよう旅路へサヨウナラ…

低予算を逆手にとったチープ感でとことん笑えて、振り切れた演出で思わず唸らされた本作が、いつの日か国内で堂々と流通してくれることを願っております…ww

…っていうか、また観たい~!!!(≧∇≦)


今回の≪チンコリンピック≫のために主催者の方が、日本語字幕つきトレイラーをアップしておられるので是非ご覧あそばせ~♪
↓↓↓↓↓
https://youtu.be/KYDFTTNbA6g

それから≪チンコリンピック2016≫のサイトも是非♪
↓↓↓↓↓
http://chinkolympic.curse.jp/#chinkolympic

今回の≪チンコリンピック≫は阿佐ヶ谷ロフトAでのオールナイトイベントでした♪
カルト好きの方々でカオス状態と化した会場の雰囲気が堪りませんでした~♪(*´∇`*)

長短あわせて5本の映画が上映されましたが、
あとの4本はFilmarksに登録リクエスト中なので、登録されたらレビューしたいと思っております♪

それにしてもこの映画を嬉々として長々とレビューしている私が一番オカシイ…( ̄▽ ̄;)