ともぞう

武曲 MUKOKUのともぞうのレビュー・感想・評価

武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)
2.8
ありきたりなストーリーな上に、やさぐれた綾野剛を延々と見せられる。心を入れ替えた2人が対戦するところでおしまい。

〈あらすじ〉
海と緑の街、古都・鎌倉。剣道五段の腕前を持つ矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失ってしまう。アルコール漬けで自堕落な日々を送り、駅ビルの警備員をしながら細々と生きる研吾。母は既に亡く、かつて“殺人剣の使い手”と言われた父は病院で植物人間状態であった。そんななか、研吾のもう一人の師匠である光邑師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップの作詞に夢中な高校生・羽田融(村上虹郎)を送り込む。実は彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった。研吾は融に父と同じ“天性の剣士”を見る。光邑師範の教えにより、二人は人間として、剣士としての精進を積んでいくが…。
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