このレビューはネタバレを含みます
そうゆう要素が有るんだとは知らなんだ。言ったらビューティフル・マインドとかファイト・クラブ系です。
でもおかしいのはナイト・シッターさんが来てから顔色が良かったりしたので、ホントにちゃんと寝てんのかと思いました。
その辺り現実的じゃなくしたとしても、それでも尚言いたい事が有ったのかな。
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監督は私が滅茶苦茶好きなlabor dayのジェイソン・ライトマン。オスカー監督賞候補に2回とかなので腕は確かです。彼の演出で脚本がディアブロ・コーディーって組み合わせはジュノ、ヤングアダルトで3回目なのかな。且つシャーリーズ・セロンとも2度目のお仕事って訳ですね。
セロンは相変わらず物凄く役作りして来るので体型にビックリしました。良くあれを元に戻せるなと。まあ、会社勤めてとかじゃないし大金持ちだからなんとでもなるんでしょうけど。
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でセロンが兎に角ダルそうだった。ムスッとして。家庭も…微妙に明るくない。ご主人も別に良い奴かなと思ったんですが…
ゲーム嫌ですね。
良い歳こいてなんでピコついてゲームやってんだろ！と思いました。
私のマイ・ルールとしては、他の人と一緒に居る時にすべきではないと思うんです。
1人で暇な時間を埋める物で、コミュニケーションやその他に割くべき時間にはみ出して、そこを犠牲にしてまでやる物ではないと思います。
つっても電車ん中とか公園に突っ立って、スマホ連打してる奴等見ると………
兎に角私は好きではないんです。
個人の好みです。すみません。
因みに私は高校生ぐらいん時のゲームボーイ→テトリス以来ゲームとかやってません。
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でその言いたい事ってのが、ヘイ夫、しっかり手伝えよ。
って事なんだとしたら…当たり前過ぎてなんだかつまんないと思いました。
母親業大変なんだぞって事？
勿論、彼女が諦めて来た事や若さと言う儚いもの、コミュニケーション不足の点、長男くんの障害の事等も色々と含まってるからそんな薄っぺらではないとは思いますが、1番気になっちゃうのか兎に角ゲームなんねすよねww
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主人公本人が色々な事への有り難みを忘れていたって事も有るんだと思います。又、もし、シッターさんが実在したんだとしても、家庭が明るくなったのは労力の軽減からだけではなく、コミュニケーションだったと思うんですよね。
けど実在しないからコミュニケーションではなかった訳なんですが…なんだろう…対話？でも相手が居ないので…
自身との？
「異常な事でバランスが取れて、良い状態」って有ると思うんです。臭い物に蓋状態っつーか…
車のラジエーターのサビだとか綺麗に取り除いて良い状態にすると、今迄誤魔化し誤魔化し調子良かったのに、ゴミが詰まって塞がってた穴から水？油？か何かが漏れてぶっ壊れちゃう。走れなくなっちゃうとか聞いた事有りませんか？
丁度そんな感じかなと。クルクルパーんなっちゃって凄い良い感じに。でそこに夜中飲んでの運転はヤバいって訳です。
「異常だけど良い状態」はやっぱりいつか破綻するんですね。
彼女、若くてモテて楽しかった頃に想いを馳せ、割と強い執着が有って、失くした楽しかった日々わ悲しんでるのかなって思いました。たぶん"対話"が無ければそんなに強い物だったとは気付かなかったでしょう。
でも、子供が育ってくありきたりな毎日程幸せな物は無い、と言う事も結局自分自身から教わった訳ですね。
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なので最初彼女、「不満」だった訳です。夫手伝えよってゆうのとは違うんですよね。
彼女色々漠然とした悔いが有って、ああ幸せだと思えていなかったんだと思うんです。
勿論夫も突っ込み所は沢山有りますが、そうゆう問題じゃないと思います。
夫しっかり手伝えよ！とかゆう当たり前過ぎる事を伝える為に大金使って映画は作りません。
失った若さに嘆くのではなく、日々の良かった探しや有り難みを知り、夫の長所にフォーカシングしたりコミュニケーションに時間を割く事を疎かにせず、行こうぜって事かなと。
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特に私は一生子供・家族を持つ事が不可能なので、凄く幸せそうな状況なのに何が不満かな…って思ってました。
みんな贅沢だと思います。
でアメリカの、世界でもトップのクリエイターが、母親って大変なんだぞ夫しっかりしろ、みたいなワイドショーみたいなメッセージを映画には託しません。
ちょっとはそれも勿論入ってるでしょうが、自明の理過ぎて。
