このレビューはネタバレを含みます
ローレン・バコールとイングリットのバーグマンてすごかったんだなと思ってしまった。
74年度版が好きっていうほどでもないしTVで二回ほど見ただけ。でも話が進むにつれ、上記のお二方の印象が甦って来た。映画としての起伏は今作の方がエンタメ性あるし、回想シーンで感情移入もしやすい。泣いた。なのに何となく物足りない。これだけのメンバーあればもっともっとと欲が出てしまった。
ケネス・ブラナーはケネス・ブラナーのまんまだったけど、ポアロでなくとも探偵として一人の人間として説得力があった。
ウィレム・デフォー。
この人好きだ。
長くない時間で三つも顔を見せてくれた。
あと、マックイーン役の人がとてもよかった。ポアロの尋問の中で傷ついた子供の素顔が出てきて一気に同情した。
ポアロの尋問の中で人が素顔を暴かれて行く。推理物の醍醐味で俳優の演技合戦が楽しめる部分。
その点この二人には期待以上に堪能させてもらった。
セルゲイ・ポルーニンさん頑張れ✊‼
回し蹴り鮮やか過ぎて悲しい…
