籠

フィクサーの籠のレビュー・感想・評価

フィクサー(2016年製作の映画)
3.9
東京国際映画祭14本目

プールで泳ぐ子どもをカメラが追いかけるシーンから始まり誘拐系のサスペンスかとドキドキするが本題の少女売春を巡る痛々しい話には更に胸が痛くなった。自身のステップの為に用意された舞台において主役は物凄い展開の末に気づき疑似家族も修復に向かうのだが何人の人が無意識の虐待に気づくことができるだろうか?
何本も同じタイトルが存在するがこの作品程フィクサーが相応しいタイトルは他にない。
無冠は非常に残念だ。
籠