フィクサーの作品情報・感想・評価

「フィクサー」に投稿された感想・評価

映画祭にて。
少女売春の取材サポートする者の視点で少女の姿を描いていく感じ。事実に着想を得た話だそう。あまり劇的な場面や抑揚はなかったように思えた。淡々と演技で語る。家族側のストーリーも交え、声高ではなくとも、静かになにかを訴えかける作品だった。
a2y6a

a2y6aの感想・評価

3.7
東京国際映画祭にて鑑賞。
ラストカットが良かった。
籠

籠の感想・評価

3.9
東京国際映画祭14本目

プールで泳ぐ子どもをカメラが追いかけるシーンから始まり誘拐系のサスペンスかとドキドキするが本題の少女売春を巡る痛々しい話には更に胸が痛くなった。自身のステップの為に用意された舞台において主役は物凄い展開の末に気づき疑似家族も修復に向かうのだが何人の人が無意識の虐待に気づくことができるだろうか?
何本も同じタイトルが存在するがこの作品程フィクサーが相応しいタイトルは他にない。
無冠は非常に残念だ。
アメブロを更新しました。『【TIFF 2016】「フィクサー」子供を持つ親なのに仕事で少女売春の事件を追うって、どうよ。』https://twitter.com/yukigame/status/793849052295073792
東京国際映画祭にて。なんかイマイチだったので、時間もないし、Q&A聞かずに出てしまった。聞いたら、評価変わったのかな。
Naoya

Naoyaの感想・評価

2.4

このレビューはネタバレを含みます

未成年者売春にまつわる国際的スキャンダルに関わっていくジャーナリスト見習いの物語。テーマからも重たくなりがちだが、比較的見易い内容。映画としては、売春問題に焦点を当てた内容である事や、ジャーナリストが主人公である事に真新しさはないが、細かな場面場面で人の行動や精神をよく表現している作品に感じる。読み取りにくさはなく、端的に見ていて理解できる内容なので、ストンと心に落ちる感覚。自然と感じ取れる点なので分かり易い。とても構成がスムーズで上手い映画。
aros

arosの感想・評価

3.5
伝えたいことはよくわかる。確かに、暴力は何も解決しない。
Midori

Midoriの感想・評価

3.5
色合い、構図は好きなテイストだった。寒色強めな感じ。

男3人に囲まれた車内密室インタビューの50ユーロのくだり、カメラワーク最高でした。そこをぞくっとさせたいがあまりに他を緩めに撮影したかのよう。

好き嫌いが分かれる題材であるとは思うけれどそれに目を瞑る、黙認する世の中ではあっていけないし、と同時に、その過程で人を傷つける可能性にも目を伏せてはいけない。

物事を一面的に観る恐ろしさみたいなものを訴えようとしたのかな。
東京国際映画祭で観ました。Q&Aも聞いてました。
プールのシークエンスはすごく好きなテイストだった。画の色合いとか、反響する音とか。
別にみんな高潔なわけじゃなくて、自分の彼女には下卑たことも言ったりするし、お酒を飲んで女の人と踊ったりもする。うっかり子供に強く当たったりもするし。ジャーナリズムってなんだろうなーって思いながら観てた。
Q&Aで言ってましたが、実際にあったことをインスピレーションに作ったそうです。
ジャーナリズムとそれが知らず知らずに人を傷つけていることについて。ジレンマとかについて描いたとか。ちゃんと伝わってた。
Q&Aがすごく興味深く、特にイタリアから来ていた人の質問は的確だったなー。その質問のおかげで、色々知ることができたから。
東京国際映画祭のコンペティション部門にエントリーしていた作品。ルーマニアとフランスの合作映画だが、舞台はルーマニアだ。

首都ブカレストのAFPで取材の手伝いをしている主人公(これをフィクサーと呼んでいるのだが、日本の感覚だとコーディネーターに近い)、パリから売春で強制送還されてきた14歳の少女を追いかけるのだが、教会が彼女をガードしていて、なかなか接触できない。

政府の要職にある親族のツテをたどってようやくインタビューが取れそうになったため、フランス本国から取材クルーを呼ぶが、目当ての少女の前にはまたも厚い壁が立ちはだかる。なんとかスクープをものにして、正式にAFPで働くことを望んでいる主人公だったが……。

ファーストシーンはブカレスト市内のプールから始まる。そこで泳ぐ少年をカメラで追う主人公。少年は主人公が同居する恋人の息子なのだ。だが、少年と主人公の折り合いはあまりうまくいっていない。

作品はこの主人公の私的事情とフィクサーとしての仕事を重ね合わせながら、彼の日常を描いていくのだが、それがやや牽強付会な感じがしないでもない。

かたや少女、かたや少年、主人公がかかわるふたりの未成年者、たぶん虐待をテーマにして作品を組み立てようとしたのだろうが、ややエピソードは噛み合っていないようにも見えた。

丁寧な描写と時折挟み込まれるルーマニアの地方の映像は印象に残ったが、ドラマとしては物足りなさも感じた。ただこの監督、アドリアン・シタルはちょっと注目してもいいかもしれない。今後も追いかけてみよう。
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