おださん

私に構わないでのおださんのネタバレレビュー・内容・結末

私に構わないで(2016年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

字幕で視聴。EUfilmdaysにて。
うーーーん…。分かるような分からんような…。ていうか見てるのしんどい…(^_^;)(笑)そんな映画(笑)
主人公は家事でも父の介護でも仕事の金銭面でも一番「家族」に貢献してるのに、見返りが一番少ないというか、家族内で蔑ろにされてる感が強くて、そりゃあ逃げ出したくなるよな…って思った。
途中のきっっっついR-18シーン(その辺の男2〜3人と野外でセッ久(苦笑)、フ◯ラ含むorz)はほんっまに見てられん感じ…無理…orz でもそういうシーンはストーリーの流れ的にはやっぱり必要やったな〜とは思う…家族に嫌気がさしてる主人公が逃げ場を求めてたのか、ただの「自分」として必要とされたかったのか、はたまた単に自暴自棄になってただけやったのか、色んな見方はできると思うけど、セッ久シーン含めバーで行きずりの相手とディープキスかますシーン含め、主人公が男性たちと乱れる場面は家族の中の主人公との違いのために欠かせないシーンやったんやろうな〜。その行動に共感はせんけど!(笑)
ラスト、家族から離れ一人ザブレグ?(なんか栄えた首都のほう)に行こうとしてたのに、結局自分でバスを降りる主人公にはすんごい人間らしさを感じた…!バスから降りて、一人(麦畑?に囲まれた道路みたいな場所で)立つ主人公が泣いてたのも、なんか制御しきれない感情によるものって感じがして、形容しきれない思いを感じさせられる。
「私に構わないで」というタイトルの通り、家族に依存されている状況を煩わしく思い、どこかで一人になりたいという思いを抱きながらも、必要とされているからという共依存的な関係であるためだとしてもやっぱり家族を捨てられない(途中家族と一緒に寝てるシーンとかあったから余計になんだかんだ家族もいいよなぁって思わさせられた)、複雑でややこしい、だからこそ胸にグッときて愛しい、人間の心情が表されてる作品やと思いました。
でももう一回は見ないね!(笑)万が一見るなら精神状態強い時に見たいな!!(笑)
おださん

おださん