今年1月に亡くなっていたのですね。ティク・ナット・ハン氏のことは知っていましたがマインドフルネス本が巷に溢れていて、何を読んでも同じなため氏の本に手が出ませんでした。たまたまAmazonにこのドキュメンタリーがありましたので観てみました。プラムヴィレッジという瞑想センターでの様子に最初は宗教の胡散臭さがあるように見え、抵抗を感じてしまったのですが大違い…。最近話題のカルト宗教のイメージがつきまとっていたのでしょうか。そんなのものとはまったく違いました。申し訳ない気持に…。仏門に入るわけですからある程度は厳しさもあるとは思うのですが、そのへんプラムヴィレッジには皆無でした。そういった箇所は映されていないだけなのかもしれませんが…。なんだか皆楽しそうで幸せそう。ただ15分おきに鐘が鳴り、今ここを感じるよう促されるのです。俗世にいたら意識しない限りこんな気付きは起こらないでしょう。ある意味羨ましさも感じました。一般の人も体験できる機会もあって俗世と隔絶していない、日本のお寺と同じような存在なのですねプラムヴィレッジは。早速氏の本を買って読んでいますが非常にわかりやすくマインドフルネスを解説しているので、もっと早く読んでおけば良かった！と後悔至極。いつかプラムヴィレッジに行ってみたい、と思いました。
