このレビューはネタバレを含みます
ノワール調でホラーっぽい色合いになっているのがよかった。全編通じて暗いし、雨降ってるのが印象的。特に前半はホラー映画のように驚かせながら、重〜い雰囲気に包まれる。とにかく雨降ってる。バットマン、よくマント羽織って居られるな、って思うくらい雨降りまくり。
暗闇のなかからやってくるバットマンの雰囲気は、ヒーローというより自警団の狂人が際立っていて、いい。今回は探偵映画のように謎を追いかけまくるので、展開が多くて飽きない。リドラーが出てきた時は、謎解き以外リドラーの姿が出てこないから、「誰…？」とはなった。
上映時間3時間はさすがに長くない？と思ったけどそれは長い。ただ、重〜い雰囲気で何かしら新しい展開がポンポンくるので、重い面白い時間がずっと続いてる感じ。見終わった後、疲れがどっと来る。
ジェフェリー・ライトのゴードン、とても良いなと思った。「ダークナイト」シリーズで、ゲイリー・オールドマンのイメージが強かったけど、また違う善人感があってよかった。
