セリフがとても好き。
心に響く。
「映画って人と人を繋げるもの」
本当にそう。この映画自体がその言葉を大事にして作られたものだと思う。
ラストの言葉も。
だけど、話の流れや編集のかんじはあまり好みではありませんでした。
この２人が惹かれあっていくのが、分かるようで分からなかったです。うまく省略しているように思えたけれど、やっぱり思い返してみると、、。
あと、アップカットが多すぎて、いざというときに感情移入？感情放出？させてくれない。
それがカンヌでは評価されるのかもしれないけれど、見終わったあともただただ「つらい」感情が残る。嫌な感じのやつが。
(このつらいっていう言葉が、一部分セリフとして出てくるけれど、セリフとしてそれはどうなんだろうと思ってしまいました。
言葉を扱う職業の人のセリフだったし。)
ただ、各カットはきれいで夕日がうまく使われているな、と思いました。
樹木希林の声の存在感が、心がきゅっとしました。
タイトルも熱量があって、いろんな意味があって、惹かれました。
